新試聴室について
- dvas9900
- 5月6日
- 読了時間: 3分
先日の春のヘッドフォン祭2026にて、数名の方からもっと静かな環境でじっくりと試聴したいという要望をいただきました。
オーディオメーカーとして、自分たちのサウンドを実際に聴いてもらえる環境の整備はとても重要であると、会社設立時から当然考えていました。
そのため埼玉県の吉見町にそういう試聴にお応えできる試聴室を持っていたのですが、諸般の事情により閉鎖せざるを得なくなってしまいました。都内から遠方ということもあり、多くのお客様にご利用いただいているとは決して言えない状況でもありましたが。。。
実際にヘッドホンの試聴であっても、オープンエア型がデフォルトと言っても良い現代では、展示会場のざわめきは試聴にとって好ましい環境とは言えません。理想的な環境を求めるなら、スピーカ試聴環境に準じる静寂な環境は必須と考えます。実際、ヘッドフォン祭の環境でも「周囲がうるさくて音の違いがよくわからない」とおっしゃるお客さまもいらっしゃいました。個室であればだいぶ事情も違うと思いますが、費用的な面をふくめて簡単に実現できるわけでもないのです。
また、ヘッドホンアンプであるModel2Bはべつにして、Model1B、Model3、そしてプリアンプ機能を持つModel5もスピーカとの組み合わせで使っていただくことを当然想定しています。オーディオ機器ですから、音を聴いていだだかないことには始まりません。
そこで一昨年から新しい試聴室の構築を検討していました。
DVAS本社は社名のとおり、埼玉県深谷市にあるのですが、私の個人的なオーディオ機器は通常の生活空間であるリビングルームに設置してあるため、なかなか不特定のお客様をお招きすることは躊躇される状況でした。
そこでリフォームを行い、生活空間と仕事、試聴を個別に運用できる空間を作ることを決心しました。
昨年、半年以上時間をかけて工務店と話をすすめ、秋口に着工。今年の3月にようやく竣工となりました。
仕事場としてはすでに運用を開始しており、Model5は新しい開発・製造エリアからリリースされることになります。試聴室も箱としては完成しており、機材の搬入もすでに完了し、音出しもはじめました。天井、床、壁のすべての面を反射性の仕上げとしたため、残響調整には少し手間取りましたが、ようやく落ち着いてきました。
ただ、もっとも大型のマルチアンプシステムの司令塔となる新規導入ラックの入荷が6月となっている関係上、公式に試聴室として運用するのはそれ以降となってしまいます。
DVASのコンポーネントを他社製システムに組み込んで試聴いただけるシステムと、オールDVASで試聴できるシステムを用意しております。ヘッドホンでの試聴はもちろんですが、スピーカでのご試聴ももちろん可能です。
狙い通りの遮音性&防音性を実現できましたので、昼夜を問わず「常識的な音量」での試聴ができるようになりました。たとえ深夜や早朝でも周囲に気兼ねなくスピーカでの試聴ができるのは、想像以上にストレスフリーですね(笑)

写真はオールDVASシステム(ソース機器除く)の視聴コーナーです。Model2のような形のアンプがラック下に床置きしてありますが、これは現在試作中のスピーカ用パワーアンプになります。
スピーカは試聴用に開発したオリジナルシステムです。市販品でももちろん良かったのですが、現代のスピーカ開発インフラの可能性を勉強するための習作として作ってみました。
試聴室公開できる状態になりましたら、運用方法をふくめてホームページにてお知らせいたします。
DVAS製品をじっくりと聴いてみたい、という方はぜひご活用ください。
注意事項
先述のとおり、場所は埼玉県の深谷市です。東京駅から電車で90分以上移動することを厭わない方限定となります。。。遠くてすみません。




