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  • dvas9900

無帰還アンプ

更新日:2023年6月3日

だいぶ更新が滞ってしまいましたが、FBではちょいちょい発信しています。GW前後もオーディオイベント(と言ってもオーマニ訪問とか懇親会とか笑)が目白押しで、充実したGWでした。私のような仕事をしていると、その気になれば毎日が日曜日でもあり、下手すると24時間働くブラック企業と化します。すべての時間が自分の都合で調整できるのは、何事にもまして自由を感じます。

さて、最近、無帰還アンプという言葉を多く聞くようになりました。無帰還アンプは昔からありましたし、今も複数のブランドから製品がリリースされています。ただ、ここ1,2年、特にその存在を意識するようになったのはソウルノートの加藤さんの情報発信が起点であることは間違いありません。いつも興味津々で読ませてもらっています。FBは一時期、クローズしていましたが、加藤さんの発信が見たくて再開したくらいです。


私自身は無帰還アンプを使ったことはなく、もちろん、自作、仕事を通じて無帰還アンプをつくったこともありません。


これまで設計してきた回路はOPアンプを中心としたアンプ回路ですので、そもそも無帰還では使い物にならず、どうしても高帰還アンプになってしまいます。それに私は静特性フェチですので、静的な歪は少なければ少ないほどワクワクするし、SN比は高ければ高いほど凄いと思ってしまいます。必ずしもそれが音に貢献しないことも実体験として認識していますが、良いに越したことはないと思っているのも事実です。


これまで、無帰還アンプの音というのを意識したこは無かったのですが、ここしばらく、数か所でソウルノート製品を導入されたマニア宅を訪問させていただき、共通した鳴り方があるように感じました。それは加藤さんが常日頃言っている活き活きとした音です。高帰還アンプでそういう音はでないとは思っていませんが、何かそれとは違う音の立ち居振る舞いを感じました。数名の方のオーディオルームを訪問させていただきましたが、みなさんYGやB&Wの高級モデルをお使いで、それらがとても活気のある勢いと熱量の高い音を出していたのがてとても印象的でした。私もマジコのA3を試聴室で使っていますが、パワーアンプにはとても厳しいスピーカで、なかなか、そういう活気あふれる音で鳴ってくれません。

自宅で使っているJBLオリンパスやマッキントッシュXRT20などは、比較的容易にそういう音を出すことができますが、最新のスピーカからはなかなか出すことが難しいように感じます。そういう難しいスピーカを、とても魅力的に鳴らす一つの解が無帰還アンプなのではないか?と最近思い始めました。


フォノイコライザーやプリアンプの負荷は多くは純抵抗負荷であり、印加する電圧によってインピーダンスが変動したり、逆起電力などによって信号があおられることもありません。しかし、パワーアンプとなると負荷はやくざなスピーカです。スピーカの動作に起因したいろいろなあおりがフィードバックループを通じて、アンプの入力段に影響をあたえ、ゆえに音質が劣化する、ということが無帰還アンプを支持する考え方の一つであるようです。確かにそれはそうかもしれないと最近思うようになりました。


フォノイコやプリアンプならいざ知らず、ダイナミックにインピーダンスが変動するスピーカを負荷とするパワーアンプは、無帰還であることが有効なように思います。これは一度、試してみる必要がありそうです。


半導体で無帰還アンプを作る場合、どうやっても局所帰還は避けられず、半導体の無帰還アンプはオーバーオールの負帰還がないアンプと定義されます。


いきなりA3を鳴らすパワーアンプとなると、簡単には実験できませんので、まずは1~2Wでも問題なく音の確認ができるJBL375に合わせた無帰還アンプでも作ってみようかと思っています。


結果がよければ、いつかDVASで製品としてリリースするかもしれません。




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