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弊社試聴室の状況

コロナが流行しはじめて約三年、これまで感染することなく、過ごしてきましたがついに今月の中旬に感染してしまいました。家族に感染させるわけにはいきませんので、私一人、両親の過ごしていた実家にて、一週間とちょっと避難生活をしておりました。

熱こそ出ませんでしたが、のどの痛みと咳、それに倦怠感と節々の痛みは通常の風邪よりも症状の出ている時間が長く、それなりに辛いものでした。ワクチンは4回接種していましたが、それでも感染はしますね。でも、軽症で済んだのはワクチンのおかげと思っています。


さて、前回のブログでお知らせした弊社試聴室ですが、着々と準備を重ねています。


機材の搬入も完了し、音出しなども始めました。


部屋は洋間の12畳ほどの空間で、天井高は2.6m、壁面は珪藻土で仕上げており、床はフローリングです。オーディオ機器以外、一切の家具などを置かない、本当に試聴室としてだけ機能する空間です。


機材は下記のとおり。

スピーカー  MAGICO A3

アンプ    ジェフローランド コンセントラ

プレーヤ   Reed Muse3C+Reed 5A

カートリッジ DSオーディオ DS-W3


光フォノアンプはもちろん、DVAS Model1です。

アンプがちょっと古いかもしれませんが、美しい意匠と適切な大きさで、私の大好きなアンプです。もちろんA3との組み合わせでも良い音を出してくれます。


現在、音をだしながら、アコースティック調整を実施していますが、基本、反射性の仕上げの空間であり、しかも、家具がないわけですから、残響過多でまったくもって酷い音です(苦笑)

カーペットを出したり、入れたり、抱き枕をコーナーに設置したり、リフレクターを設置したりと、いろいろとやっておりますが、まだまだお客様をお招きする音には程遠く、年内にはオープンしたいと思っているものの、少々焦り始めました。。。


現在、まだまだ強すぎる響きを緩和すべく、吸音と反射をハイブリッドにした新しいリフレクターを設計し、鋭意、製作中です。これを投入すればよい感じに落ち着くと思ってはいるのですが、さて、どうなることやら。


これまでオーディオルームには恵まれており、アコースティック調整にてこづった経験はあまりなく、世の中にはいろいろなルームチューニンググッズが溢れていることの必要性を、いまさらながら噛み締めています。


オープンまで、今しばらくお待ちください。

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